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「磨り墨の方がいいのは分かってはいるけど、、。」 というお声は多く聞きます。 が、やはり磨る時間と手間を省いてすぐに書くことができ 一定の墨色・濃さを保つことができる墨液は非常に便利ですし、実際多くの方が墨液を使っていらっしゃいます。 さて、墨液の特徴や使い方について少し書きたいと思います。 <墨液の特徴として覚えておいていただきたい事> ・他の銘柄の墨液同士を混ぜない! →墨液には天然膠を使ったものと、膠の代わりに合成糊剤を使ったものがあります。天然膠を使った墨液と合成糊剤を使った墨液を混ぜると、場合によってはにじみが出たり品質が変わってしまうことがあります。 ・墨液には添加物が入っています! →これが墨液は筆に良くない、といわれる原因です。煤と膠以外に、保存の為の塩分や添加物が入っています。 ・一度出したら容器に戻さない →できるだけ出した分は使い切るようにし、余ってしまった場合は冷蔵庫などで保管すると良いでしょう。(膠が腐ると表装の際墨が散ってしまいます。) ・天然膠を使っている物は墨の温度に気を付ける →膠は温度が低いと粘り気が出てきます。冬季は水の温度や磨墨液の温度管理をしましょう。(室温の管理や湯煎など) ↑硯・墨池の保温シート ・墨液は硯に出さない →硯は固形墨を磨るためのものです。墨液を使うと硯の磨面がつるつるになり、墨がおりなくなってしまう事もあります。墨液を使う場合には墨池、もしくはお手持ちの容器に出して使いましょう。 ↑墨池 書華 雀 ・洗って落ちる墨液は表装できない →洗って落ちる墨は紙に定着せず、水を入れると墨が散ってしまうため表装はできません。 <墨液を選ぶ時のポイント> ・天然膠系か合成糊剤系か →固形墨を磨り足すかどうか。(※合成糊剤を使用している墨液に固形墨を磨り足すことはできません。) →冬季、野外での席上揮毫など気温が低いところで使う場合は合成糊剤の墨液が良いでしょう。(ゲル化しないため) 天然膠系の墨液⇒ 液墨 (350ml) 墨響 (400ml) 合成糊剤の墨液⇒花仙 (400ml) 墨の華 (400ml) 玄宗 (500ml) ・どんな墨色を求めているか? →青墨、真黒(純黒)、紫紺系黒など 青墨⇒花仙 青墨 (400ml) 紫紺系黒⇒書芸呉竹 (500ml) ・濃度はどうか? →普通、濃墨、超濃墨 水で薄めることはあまりせず、お好みの濃さの墨液を選びましょう。 他にも、『濃墨でも粘り気の少ない墨液』、『筆にやさしい墨液』、『固形墨から作った墨液』など、銘柄ごとに特徴があるものも出ています。1種類だけでなく、色々お試しいただくのが良いのではないでしょうか。 =====墨液 商品ページ===== 〔過去のブログ記事一覧へ〕
2018-04-03 13:48:26
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